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蓮水華鬘

​華鬘一覧

製品名:蓮水華鬘

サイズ

9寸~1尺5寸

※実物には瓔珞がついております。

※パソコン環境等によって写真と現物の色が多少異なる場合がございます。

仏教の花といえば蓮の花です。

仏教では蓮華といい、浄土の象徴とされています。​

そのため寺院の建築装飾や仏像彫刻、仏画、仏具などでは蓮華文が多く使用されています。

蓮水華鬘は蓮華文をあしらい浄土を象徴した荘厳俱となっております。

蓮水華鬘

製品名:華瓶華鬘

サイズ

4寸~8寸

※実物には瓔珞がついております。

※パソコン環境等によって写真と現物の色が多少異なる場合がございます。

華瓶の始まりは古代インドとされています。古代インドでは、水は貴重なものでした。

そのため宝薬や香水を入れた瓶には花で蓋をしていました。

その水瓶が転じて、華瓶となったとされています。

そのため、華瓶は花をお供えするものでも、飲み水としてお供えするものでもございません。

樒(しきみ)や青木などを挿して清らかな香水(こうずい)としてお供えするものです。

華瓶華鬘はその華瓶をあしらうことで、恒久的に荘厳具としてお供えすることを意味しています。

華瓶華鬘
中尊寺華鬘

製品名:中尊寺華鬘

サイズ

9寸~1尺3寸

※実物には瓔珞がついております。

※パソコン環境等によって写真と現物の色が多少異なる場合がございます。

世界遺産でもある中尊寺の代表的建造物、中尊寺金色堂。

この金色堂は平安時代後期に建立されたもので、堂内具の1つに迦陵頻伽文金銅華鬘(国宝)がございます。

宝相華の透彫りの地の左右に迦陵頻伽があしらわれているすばらしい華鬘です。

その迦陵頻伽文金銅華鬘をモチーフとして製作したのが、この中尊寺華鬘です。

迦陵頻伽(かりょうびんが)とは

仏様や菩薩が住む極楽浄土にいるとされている、上半身が人、下半身が鳥で描かれた架空の生き物です。

うっとりするほどの美声で説法や美しい舞をするとされています。

​そのため迦陵頻伽は極楽浄土を表すシンボルとして描かれ、釈迦の教えを仰ぐことを意味しています。

宝相華華鬘

製品名:宝相華華鬘

サイズ

9寸~1尺2寸

※実物には瓔珞がついております。

※パソコン環境等によって写真と現物の色が多少異なる場合がございます。

宝相華とは架空の花の唐草文様です。

その始まりは、古代エジプトの睡蓮・忍冬・パルメットなどの植物文様とみられています。

日本に伝わるまでに複数の植物文様が組み合わされ、宝相華という架空の植物の文様ができたとされています。

奈良時代に唐から伝来し、それまでの日本に無かったデザイン性、表現性から植物の理想的な姿とされ好まれました。

平安時代後期になると、宝相華文様はあらゆるものに用いられるようになりました。

このため宝相華文様を配した国宝や重要文化財は、平安時代のものが多く残されています。

宝相華華鬘の国宝ならば京都・東寺に伝来した牛皮華鬘(ごひけまん)がございます。

製品名:別製華鬘

サイズ

フリー

※実物には瓔珞がついております。

※パソコン環境等によって写真と現物の色が多少異なる場合がございます。

お客様のご希望のデザインで華鬘を製作することも可能です。

完全オリジナルの華鬘だけでなく、既製品の華鬘を応用することでお求めやすく仕上げることもできます。

​例えばこの写真の華鬘は、中尊寺華鬘の迦陵頻伽を紋に変えたものです。

別製華鬘
華鬘の覆輪

華鬘の品質を見分ける方法

華鬘の良し悪しはどこを見て判断できるのでしょうか?

多くの方はデザインとお考えになるかもしれませんが、デザインは個人の感性による評価で左右されます。

しかし、素人目にもハッキリと出来栄えが判断できるところがあります。

それは外周を囲っている輪(覆輪/ふくりん)です。

覆輪を巻く工程は華鬘を作るうえで最も難しく、出来栄えに大きく差がつくからです。

華鬘は、透かし彫りを施した本体の部分と覆輪を別々に製作し、組み合わせて完成します。

覆輪はC型に膨らませた形状で、中が空洞になっているため、巻きつけている工程で凹みやすいという問題があります。

このため、綺麗に巻くのは非常に難しく、熟練した技術が必要です。

当社の華鬘は覆輪の表面が真珠のように滑らかで、光を反射するほどに綺麗に仕上がっております。

華鬘を見る際には覆輪を意識して見てみてください。

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